いよいよ身体検査
身体検査は、試験会場とは別の建物にある駐屯地内の病院で行いました。マイクロバスで病院まで移動し、別室で着替えを行います。このとき、貴重品袋を携行します。
私が一番気にしていたのが、歯の治療跡の多さでした。昔は離乳食の口移しなどが当たり前だったため、私も虫歯が多く、子供のころから歯医者に通っていたためにインプラントまであります。そのほかの健康状態は割とまともなのですが、歯科だけは自信がありませんでした。
身体検査の内容は
- 関節の可動域検査 (腕を大きく回したり、片足で立ち足をぶらぶらさせたりなど)
- 身長、体重
- 皮膚病検査
- レントゲン
- 視力、色覚
- 聴力
- 歯科
- 尿検査
- 医師による問診がありました。
少し気になっていた血液検査と肺活量測定はありませんでした。
色覚検査は小さな丸でかかれた数字を答えます。
(画像は私が作ったので検査には使えません。)
歯科検診は、治療が終わっているものに関しては問題がありませんでした。歯茎が下がっているとか、治療した歯が多いというのは不適格にならないようなので安心しました。
医師による問診は問診票に書いたことを再度確かめられるようなものでした。気を失ったことはないか、精神的なことで医師に相談したことはないか、倒れたことはないかなどというものでした。
後は、シャツをめくって前と後ろの皮膚を見せるタトゥーの検査でおしまいです。募集案内にもある通り、あるとアウトです。若いころ気の迷いで入れたいと思ったこともありますが、その時入れていなくて本当に良かったと心から思いました。
少し心配な尿検査
試験前日、緊張を和らげるため、何を血迷ったかワインをコップ一杯飲んでしまいました。飲んだ後に「しまった」と思いましたが、飲んでしまったものは仕方がありません。水を大量に飲んでアルコールが分解されるのを祈りました。
また、試験当日に視力の心配があったのと、寝不足で胃の調子が少し悪かったというのがあって、ブルーベリーやルテインのサプリを飲んでしまった事、胃腸薬を飲んでしまったことが気にかかりました。
たまにオリンピックアスリートが医薬品に微量に含まれる成分に気付かず飲んでしまい、失格になるというニュースがありますので注意が必要です。
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