2019年5月23日木曜日

予備自衛官補の合格率はどれくらい?


予備自衛官補の合格率とは

予備自衛官補を目指すならば、やはり合格率は気になりますよね。
2011年3月東日本大震災の影響もあり、防災意識が高まったためか、受験者数が増加したとの記事があります。
予備自衛官補“狭き門”、大震災で初招集され関心高まり受験者増
神奈川新聞  2011年09月25日
本年度の予備自衛官補採用予定数(一般)は全国で1400人。県内の今回の受験者は270人で、67人が合格。倍率は4・0という“狭き門”だった。

2019年の合格率は

さて、今年の合格率はどれくらいだったのでしょうか?
2019年5月に発表された東京地本での合格者数、受験者数です。
受験者数は公表されていませんので、一般は合格発表に記載されている最後の受験番号プラス2を受験者数としました。技能の方は記載されている最後の受験番号をそれぞれの資格で受験した人の受験者数としました。

一般‥324名 受験者数583名(予想) 合格率 約1.8倍
技能‥ 60名  受験者数 77名(予想) 合格率 約1.28倍


合格者数には地域差がある

合格者数や受験者数は地域によって大きな差があります。例えば宮城県ですと受験者数は約30名(予想)で合格者数は18名。合格率は1.6倍となります。人口や受験者数に差があるものの、2倍に届かない倍率となっています。

最近、予備自衛官の採用年齢が自衛官退職時の階級が士長以下の場合、36歳までだった所が54歳まで引き上げられました。

また、即応自衛官は31歳までだった所が49歳まで引き上げられました。

一般からの受験者も減り、慢性的な人員不足が続いているために、採用年齢上限の引き上げが行われたのでしょうね。

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